風俗に限った話ではありませんが、女性が裸になる瞬間というのは何ともいいもんですよね。特に初めてお相手する女性の場合、その人の肢体がどんなものなのかが明らかになります。着痩せするタイプだったり、思ったよりお腹が出ていたり、肌が陶器みたいだったり、逆にガサガサだったり。そういういろんな情報が公開される瞬間なわけです。
そして、おそらく見た瞬間に「げっ！」と思ってしまう方が少なくない要素が1つあります。それは「お絵かき」、すなわち入れ墨・タトゥーです。風俗やメンズエステ（健全店含む）においては、お絵かきがあるだけで嬢の評価が1ランク下がるくらいの威力があります。
ぶっちゃけた話、風俗嬢のお絵かきはどこまで気にすべきなのでしょうか。今回はこの問題についてちょっと考察してみます。
日本ではお絵かきは嫌われがち
そもそも、何でお絵かき嬢がこんなに嫌われるのかというと、日本において入れ墨は「あんまり素行のよろしくない方々」が彫るものというイメージが強いからです。最近はファッションの一環として少しずつ受け入れられてきていますが、いまだに抵抗のある人は大勢います。そして実際、ちょっとヤンチャな子がお絵かきをしがちなのは事実なんでしょうね。
そのため、風俗嬢の体にお絵描きがあると「おいおい、こいつやべーやつとちゃうんか」と思ってしまう人が多いわけです。特に年齢層が上の方や真面目な方、堅い職業に就いてる方ほど拒否感を覚えやすいと思います。安全に風俗遊びをしたいと考えている人にとっては、決して無視できないサインなんですよね、お絵かきは。
まあ、この辺はお絵かきの大きさやデザインにもよるかと思います。ワンポイントのかわいらしいタトゥーと、背中にガッツリ入った彫り物とでは、全然意味が違ってきますからね。昇り龍とか般若面とかだったら、そんなに大きくないお絵かきでもちょっと……と感じてしまいます、私なら。
プロフに記載されている場合もあるが……
お店によっては、お絵かきの有無を女の子のプロフィールに記載してくれている場合もあります。が、行きたいお店がそういう親切なお店だとは限りません。ウキウキワクワクしながら女の子を脱がせてみたら、なかなか立派なお絵かきがしてあって萎えてしまい、「だったらプロフに書いとけよ！」と感じたことのある方もいるんじゃないでしょうか。
しかしながら、こんなものはお店の考え方次第です。「ウチは女の子のお絵かきとか一切気にしないんで」と言われたらそれまでです。「水商売や風俗にそういう子が集まりやすいのは知ってるでしょ、いちいち気にする方がおかしくね？」という指摘はごもっともなんですよね。
どうしても気になるなら、事前に確認するのが1番かと思います。店員さんが女の子のお絵かきのデザインや大きさまで、しっかり把握してるとは限りませんが。本物の入れ墨はともかく、ボディペイント（フェイクタトゥー）であれば数日で消えてしまうので、割と気軽にお絵かきする子も少なくありませんからね。
お絵かきは女の子の自衛手段でもある
女の子がお絵かきをする目的は、多くの場合ファッションでしょう。何らかの決意の表れだったり、どこかの組織に所属していることの証明だったりするケースもありますが、風俗嬢の場合はもう1つ可能性があります。それは「自分の身を守るため」です。
風俗やメンエス店のお客には、本番行為やお店で禁止されている行為、女の子の嫌がる行為を強要する人が珍しくありません。そういったお客に対する威嚇の手段として、お絵かきはとても有効なんです。いかにもヤバそうな感じの女の子に無理強いをするお客は少ないでしょうからね。
また、前述したようにボディペイントならすぐ消えるので、一生ものの傷になる心配もありません。真面目な子や大人しい子が自衛手段としてお絵かきをするというのは、十分にありえる話です。「プロフに清楚系って書いてあるのにお絵描きしてるじゃねえか、ボケ！」と怒る前に、こういうケースがあるということも理解しておくべきかと思います。
結論：お絵かきは気にしすぎるな
長々と書いてしまいましたが、私の個人的な結論としては「お絵かきを気にしすぎるな、どうしても気になるなら事前に聞け」です。私自身も正直抵抗はあるのですが、あまりガッツリ入っているもの以外は気にしないようにしています。フェイクかもしれないワンポイントのお絵かきで女の子の評価を下げるのは、ちょっともったいないなと思うのです。
ちなみに、むしろお絵かきのあるヤンチャっぽい子の方が興奮するという人が知り合いにいます。こういう領域に足を踏み入れるのが、ある意味では最適な解決策かも……。
このコラムを書いた人
各地を旅行しながらグルメや風俗・メンエスなどを楽しんでいるものです。
